医師・看護師の勤務実態を確認するには? リファレンスチェックサービスの選び方

面接だけでは、候補者が前職でどんな働き方をしていたかまでは分かりません。前職の関係者に直接話を聞くリファレンスチェックは、その勤務実態を確認する手段として広がりつつありますが、自院の担当者だけで対応するには手間がかかります。代行会社に任せる場合、何を基準に選べばいいのかを整理します。
01医療機関特化かどうかで質が変わる
汎用的なリファレンスチェックサービスは、営業職やIT職を想定した質問項目が中心になっていることが多く、当直対応やチーム医療での立ち回りといった、医療現場特有の確認項目が薄くなりがちです。医療機関の採用に特化したサービスかどうかは、確認の精度に直結します。
02聞き方が標準化されているか
担当者の力量に頼った聞き方をしている会社だと、確認の質にばらつきが出ます。あらかじめ設計された質問項目に沿ってヒアリングが行われているか、複数の関係者から同じ観点で証言を集める設計になっているかは、事前に確認しておきたいポイントです。
ヒポくんメモ「うちは丁寧にやってます」って言葉だけだと、実際どのくらい丁寧なのか分からないんだよね。何を、誰に、どう聞くかが仕組みとして決まっているかどうかを見た方がいい。
03レポートの分かりやすさ
ヒアリングの内容がそのまま長文で送られてくるだけだと、採用担当者がそこから何を読み取ればいいか判断しづらくなります。領域別の評価や、複数の証言者の間で一致していない点が一目で分かる形式になっているかは、実際の使いやすさに直結します。
04個人情報の取り扱い体制
リファレンスチェックは候補者本人と、証言者となる第三者の個人情報を扱う業務です。同意取得のプロセスがどうなっているか、録音データや記録の保管・削除の方針がどう定められているかは、契約前に必ず確認しておくべき事項です。
05比較の際に確認したいポイント
複数社を比較する際は、医療機関での導入実績、質問項目の設計思想、レポートのサンプル、料金体系、個人情報の取り扱い方針を、同じ切り口で並べて確認することをおすすめします。営業担当者の説明だけでなく、実際のレポートサンプルを見せてもらうと、使い勝手のイメージがつかみやすくなります。
ここまでの基準を踏まえたうえで、医療機関特化のリファレンスチェックサービスを提供する立場として、私たちヒポチェックによく寄せられる質問にも答えておきます。
06よくある質問
Q. 年間の採用人数が少ないクリニックでも、代行サービスを使うメリットはありますか?
候補者数が少ない年ほど、1人あたりの見極めの重みは大きくなります。聞き方や評価基準が標準化された代行サービスに任せることで、採用人数の少なさをそのまま確認の甘さにつなげずに済みます。件数の多寡にかかわらず、確認の精度そのものは変わらないというのが代行を使う意味です。
Q. 代行会社を選ぶ際、価格の安さを優先していいですか?
価格だけで選ぶと、聞き方の標準化やレポートの質が伴わないケースもあります。早期離職1件あたりの本当のコストと比べたうえで、確認の精度も含めて判断することをおすすめします。


