採用担当が1人しかいない病院・クリニックのための採用ノウハウ

採用担当が1人、しかも他の業務と兼任している病院・クリニックは少なくありません。人事部を新設する余裕がない以上、この体制自体を変えることは現実的ではないと思います。この記事では、限られた時間の中で採用業務をどう回すか、優先順位のつけ方を整理します。
01属人化がもたらす本当のリスク
採用担当が1人だと、その人が忙しい時期には採用活動そのものが止まります。さらに深刻なのは、その人が異動や退職をした瞬間、これまでのやり方やつながりが引き継がれずに消えてしまうことです。属人化の問題は「1人に負担が集中している」ことより、「その人がいなくなった時に何も残らない」ことのほうが大きいと考えています。
02全部を頑張らない、優先順位のつけ方
1人で採用に関わるすべての工程を高いレベルでこなすのは現実的ではありません。求人票の作成、応募者対応、面接、内定後のフォロー、入職後のオンボーディングと工程は多岐にわたります。すべてに同じだけ力を注ぐのではなく、応募が来ない原因になりやすい求人票と、ミスマッチに直結しやすい面接・確認の工程に絞って力を入れる、という割り切りが必要です。
031人でも回る仕組みにする
採用に関する情報を担当者の頭の中だけに置かず、誰に何を聞いたか、どんな基準で判断したかを簡単にでも記録に残しておくと、担当者が変わっても引き継ぎやすくなります。凝ったシステムを導入する必要はなく、決まったフォーマットのメモを残すだけでも効果があります。
ヒポくんメモ「あの人がいなくなったら誰も採用のやり方が分からない」って状態、けっこう見かけるんだよね。特別なシステムじゃなくても、メモを残すだけで全然違ってくる。
04よくある質問
Q. 採用担当を増やす余裕がない場合、何から改善すればいいですか?
まずは求人票や採用ページの情報を最新の状態に保つことです。特別な人員を増やさなくても、既存の情報を見直すだけで応募数が変わることがあります。
Q. 属人化を防ぐために、最低限やっておくべきことは何ですか?
誰にどんな連絡をしたか、どんな基準で採否を判断したかを、簡単なメモでいいので記録に残しておくことです。担当者の交代時に引き継げる材料になります。


